ブルーベリーの接ぎ木を学ぶ
台木の特性を利用する
JAいすみブルーベリー出荷組合といすみブルーベリー振興会は2月21日、合同で接ぎ木講習会を開き、生産者やJA担当者ら29人が参加しました。
当日は、睦沢市内の生産者のほ場で実際に接ぎ木を行いました。今回学んだ接ぎ木は、ラビットアイ系品種の台木に、ハイブッシュ系品種の枝を接ぐ方法です。これにより、ラビットアイ系品種の丈夫な特性を利用して大粒で美味しいハイブッシュ系品種を栽培できます。
初めて接ぎ木をする生産者もいましたが、ポイントを押さえて作業し、接いだ枝をしっかりと固定させていました。生産者は「作業は少し難しい部分もあったが、経験や失敗を繰り返すことで少しずつ覚えていけると思う」と、接ぎ木栽培に意欲を見せていました。
接ぎ木の方法についてみんなで勉強しました。
テープを繰り返し巻いて、枝が台木から離れないようにしっかりと固定しました。