2.かん水、摘心、病害防除、収穫
●かん水
かん水が多すぎると加湿による病気の発生を招きます。反対に少なすぎると施肥した肥料分が苗に吸収されません。天候を見ながら行ってください。
●摘心
頂花が1.5輪から2輪咲いたときに摘心します。早すぎると一番上の分枝が伸びすぎて各分枝の花穂がそろわなくなり、遅すぎると花穂を付けた分枝が短くなるので注意してください。
また、収穫直前のかん水は品質低下に繋がるので、摘心後はかん水を控えましょう。
●病害防除
菌核病、灰色かび病は、15~20℃で湿度が高い時期に発生しやすいので、ハウスを空けて風通しを良くします。
●収穫
市場出荷の場合、八重・一重ともに一番上の分枝の花が3.5輪から4輪開花したときが収穫適期です。