タケノコ

 

 タケノコはJAいすみ管内を代表する特用林産物です。いすみ市、勝浦市、大多喜町で生産されています。特に千葉県内一の産地である大多喜町では、一部の地域で「酸性白土」という粘土質の土壌を有しているので、「白タケノコ」と呼ばれるほど白い見た目の良質なタケノコが育っています。

 今年も苦味とえぐ味(アク)が少ないタケノコが育ちました。生産者おすすめのタケノコ刺身は、この特長があるからこそできる食べ方です。

 生産者は朝から山に入り、収穫後すぐに出荷します。箱には保冷剤を入れているので、掘りたての新鮮で一番おいしい状態が保たれています。収穫から日が経つとえぐ味が増してしまうので、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。

 また、タケノコとは違う独特の歯ごたえがあるハチクはアク抜きの必要が無いので、業務用を中心に高い人気があります。