【梨生産者の皆さまへ】中国での火傷病発生に係る対応について
国内への侵入を警戒している梨などの病害「火傷病(かしょうびょう)」が中国で発生したことを受け、同国産の火傷病菌の宿主植物(梨、リンゴの花粉など)の輸入が禁止されました。
現在、県内の多くの梨生産現場において中国産花粉が使用されていますが、国内に輸入された中国産花粉には火傷病菌が付着している恐れがあり、国から全量廃棄が求められています。在庫がある場合は、密閉して保管し、来期以降の授粉作業への使用や譲渡、販売は絶対にしないようにお願いします。
また、出所の不明な花粉や苗木の購入は控えていただくようお願いします。
火傷病はまん延スピードが非常に速いうえ、有効な防除方法がありません。万が一発生した場合は、半径40m以内の園地では梨の作付けができなくなるなど、産地に甚大な被害が及ぶことが懸念されます。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
なお、梨の樹に疑わしい症状があった場合などの連絡先は、下記をご覧ください。