リキュールで産地再興!

出荷できない小玉果をリキュールづくりに活用

 

 JAいすみキウイフルーツ生産部会やいすみ市、酒類卸売業者などで構成される「いすみ市×やねだん」キウイリキュールプロジェクトは、同部会のキウイフルーツを活用したリキュール「いすみキウイものがたり」を発売しました。

 「食べるお酒」として開発されたこの商品は、つぶつぶとした果肉の食感や、とろりと濃厚な舌触りが特徴です。一口飲むと新鮮なキウイフルーツを丸かじりしたような甘酸っぱさが口に広がります。今年は540本を同市内の「酒楽喜(さけらっきい)」で販売中。「キウイがとても濃厚」「後味に芋焼酎の風味があり、良いアクセントになっている」と早速好評です。

 プロジェクトは、かつて一大産地だった夷隅郡市のキウイフルーツ栽培を再び盛り上げようと、六次産業化で地域再生に成功した鹿児島県の柳谷集落(通称やねだん)の協力のもと、商品開発に取り組んでいます。鈴木忍部会長は「酒を通じてキウイに興味が集まり、生産者の増加につながってほしい」と期待を寄せていました。

・いすみキウイものがたり 商品情報

価格  1,980円(税込2,178円)
内容量 720ml
度数  5%

販売店 酒楽喜(いすみ市大原9005-1)
※完売次第、今年の販売は終了します。