県内最速! 梨「幸水」初出荷
一宮・岬梨組合は、令和7年産の梨の出荷を千葉県内で最も早い7月23日から始めました。同組合は早出し・大玉・高品質を売りに、ブランド「ながいき梨」の知名度向上を目指しています。
千葉県は梨の栽培面積、産出額、収穫量の全てで全国1位。「ながいき梨」は毎年、県内で最も早く出荷が始まることで有名です。
初出荷目前の18日、同組合は一宮町のグリーンウェーブ長生で早生種「幸水」の出荷査定会を行い、生産者ら約60人が果実の大きさ、色回り、糖度などを確認しました。安藤忠彦組合長は「高温や水不足の時期はあったが、生産者の努力で平年並みの大きさに育ち、全体的な品質がとても良い。良い梨をたくさん出荷し、『ながいき梨』のブランドを盛り上げていきたい」と話していました。
「幸水」は8月中旬まで約2万8,000ケース(1ケース10㎏)を出荷予定です。「幸水」の時期が終わると入れ替わるように中生種「豊水」の出荷が始まり、その次は「あきづき」が出番を迎えるので、9月下旬頃まで長期間楽しめます。
梨の色周りや大きさ、糖度などを確認した出荷査定会。