「新しい産地」として注目! パンパスグラス出荷中
JAいすみ管内(いすみ市、勝浦市、大多喜町、御宿町)は、ここ数年でパンパスグラスの栽培が急速に広がり、注目度が上がっています。
パンパスグラスは、2020年にJAと夷隅農業事務所が普及を始めてから生産者が増えていきました。乾燥させた形態の「パンパスドライ」を出荷し、インテリアや冠婚葬祭などの装飾で人気を集めています。
市場出荷2年目だった2024年は、管内全体で3,688本のパンパスドライを大田市場に出荷。これは千葉県全体の8割を占める量で、これにより千葉県は同市場のパンパスドライのシェアで全国2位となりました。市場出荷3年目の2025年は、管内でさらに多い出荷量が見込まれています。

市場でも展示してPRしてくださいました!
管内は、花屋の間でも「パンパスグラスの新しい産地」として知名度が上がっており、市場の担当者は「新産地として大変注目している。生産者と意見を交わしながら、花屋や消費者の要望に沿った商品を提供したい」と期待を寄せています。
出荷は10月上旬までで、お月見やハロウィンなどで大活躍します。その他、冠婚葬祭のブーケや装飾などでも人気です。
生産者は「市場では品質を厳しくチェックされる。信頼を得るためにも気を遣って調製する」と張り切っていました。

出荷時は、生産者が慎重に調製をして良品に仕上げています。